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丸木美術館『The Neverending Story』を振り返って

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2010年11月20日~11月23日まで行われた個展を振り返る。

この個展『The Neverending Story』は、埼玉県の丸木美術館で開催された。
丸木美術館は画家の丸木夫妻による原爆の図が有名な美術館で名前は知っているが、実際行った事がある方はどれくらいいようか。。。
埼玉でもかなり端の東松山にあり、最寄り駅からも歩いて30分以上かかるといった立地にある事からもなかなか実際に足を運んだ方は少ないのではないか。
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そんな美術館に連日多くの方に来ていただけたのは本当に幸いである。

20日、21日にはトークショーもおこなわれ。
20日は木村覚さん、楠見清さんがゲストに入らしてくれた。
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21日にはチンポムの卯城さんやアートコメンテーターの花房さん、丸木美術館の学芸員の岡村さんと対談をし、僕にとってもかなり有意義な時間が持てた。
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丸木夫妻の作品をまだ実際見た事が無い方は是非一度見ていただきたいが、おそらく予想している印象と実際見たときの印象はかなり違う。誰もが原爆の図と聞いて始めはかなりおどろおどろしく人によっては押し付けがましい作品を予想して訪れるが、来た人の多くは原爆の図を見て予想を裏切られる事だろう。
実際、原爆の図はその背景を抜きにしても作品としてかなり魅力的な作品で、作品が持つ強さと言ったもの(重さでは無いし、モチーフとは関係がない)は、美術史の中でもかなりすばらしく、現代の作家がきちんと考えるべき作家の一人ではないかと考える。
今回、僕が丸木での展示を決意したのもこの作家を同じ現代作家と考える機会になるかと考えたからだ。

それは今回ある程度成功したと思う。
そして何よりも本当に自分にとって大きな意味のある展覧会になったと思う。

今までとはまた違う出会いをたくさんしたし、僕が常に考えている社会とアートの距離などもいろいろ考えられた。
今回の展示でもたくさんの人のご支援をいただいたが、この場を借りてお礼を言いたい。


以下展示の写真をアップします。
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血の噴水
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あと今日、今年亡くなった針生一郎さんの家の調査に連れていってもらった。
美術を学ぶ者にとってはかなり興味深い、貴重な体験だったが、
今回の展示も是非、丸木の館長であった針生さんに観ていただきたかった僕としては、針生さんの事を身近に感じる事ができて嬉しい一日だった。
針生さんの本棚を見て、自分と重なる部分や、さすがと思える膨大な本に感動した。
僕もまだまだ突っ走るぞ!!
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本棚は美術手帖の針生一郎追悼本にも載っているのでアップします。
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2010-11-26 : 活動 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

hirakawa kota

Author:hirakawa kota
平川恒太 HIRAKAWA kota
生誕31周年目のアーティスト。東京芸術大学修士課程修了。主な展示、2018「森美術館15周年記念展カタストロフと美術のちから展」、2018 個展「悪のボルテージが上昇するか21世紀」,福 沢 一 郎 記 念 館、2018「1940ʼs フジタ・トリビュート」,東京藝術大学 陳列館、2016「 Identity XII – Memorandum on Sublime 」,nca,東京、「VOCA展2014」上野の森美術館,東京、「アートアワードトーキョー丸の内2013」 行幸地下ギャラリー,東京、2010年「The Neverending Story -Hirakawa Kota Solo Exhibition 」原爆の図 丸木美術館,埼玉
http://hirakawa-studio.sub.jp/

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