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『水のゆくえ』プレスリリース

展覧会タイトル:平川恒太個展「水のゆくえ」
会期:2013年8月31日〜9月10日 11:00〜19:00(日曜日休廊)
レセプション:8月31日18:00〜20:00
トークイベント:9月7日 17:00〜18:00
会場:ターナーギャラリー F3
(〒171-0052 東京都豊島区南長崎6-1-3 ターナー色彩株式会社 東京店)
入場:無料
ジャンル:絵画

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開催概要:
 このたび、TURNER GALLERYでは、ゴールデンコンペティション2012大賞者展として平川恒太個展“水のゆくえ”を開催いたします。

 平川恒太(1987年、埼玉県生まれ)は、東京藝術大学大学院を修了(2013)、ゴールデンコンペティション2012にてグランプリのゴールデン賞(2012)、FACE2013損保ジャパン美術賞展にて審査員特別賞(2013)、アートアワードトーキョー丸の内2013にて三菱地所賞(2013)を受賞するなど、注目の若手アーティストです。
 平川は、これまでにも原爆の図 丸木美術館(埼玉)でのインスタレーションや、日蓮宗大本山清澄寺・釈迦寺(千葉)での企画「アートが山をのぼること」を開催するなど、歴史との関わりや社会の成り立ちに主題を求め取り組んできました。

 今回平川は、2011年より制作している『どこから来たか、どこへ行く』シリーズの新作として水と生命の一生を描いた春、夏、秋、冬の四季四部作を発表いたします。
本シリーズのタイトルである『どこから来たか、どこへ行く』は、ポール・ゴーギャンの代表作『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を連想される方が多いのではないでしょうか。本シリーズではポール・ゴーギャンやカスパー・ダーヴィット・フリードリヒなど過去の多くの巨匠たちがテーマにしてきた根源的な問いに対し、現代のアーティストとして未だ答えの出せない、もしくは答えの無い問いに生涯の中でいかに向き合うことが可能かという壮大なコンセプトを掲げています。

 本展では、日本絵画の主要な画題でありながら現代アートでは、なかなか扱われる事の少ない四季図を通してこの根源的な問いに向かい合います。
また、私達の生命の源である水は時に表情を変え私達の命を奪います。ニュースでは未だに原発事故による大量の汚染水の問題が報道され3.11後の私達にとって水とは単なる生命の源では無くなってしまいました。
私達は今、本当の豊かさとは何かを真に問われています。

 今回の展覧会を通して命の尊さ、奇跡を多くの方々と共有できたらと思います。

−われわれの身体のなかを流れる体液は、かつて生命をはぐくんだ海水の複製である。−
(ライアル・ワトソン著:『水の惑星−地球と水の精霊たちへの讃歌』より抜粋)

 つきましては、ぜひ多くの皆様にご鑑賞いただきたく、ご取材・ご紹介などのご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

同時開催:
ターナーギャラリー F1ではアクリルアワード大賞者展
増田将大個展“狭間”が行なわれます。

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2013-07-22 : info : コメント : 1 : トラックバック : 0
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プロフィール

hirakawa kota

Author:hirakawa kota
平川恒太 HIRAKAWA kota
生誕31周年目のアーティスト。東京芸術大学修士課程修了。主な展示、2018「森美術館15周年記念展カタストロフと美術のちから展」、2018 個展「悪のボルテージが上昇するか21世紀」,福 沢 一 郎 記 念 館、2018「1940ʼs フジタ・トリビュート」,東京藝術大学 陳列館、2016「 Identity XII – Memorandum on Sublime 」,nca,東京、「VOCA展2014」上野の森美術館,東京、「アートアワードトーキョー丸の内2013」 行幸地下ギャラリー,東京、2010年「The Neverending Story -Hirakawa Kota Solo Exhibition 」原爆の図 丸木美術館,埼玉
http://hirakawa-studio.sub.jp/

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