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2012年アートフェアー東京出展のご案内

このたび平川恒太は、Bambinart Galleryからアートフェアー東京に出展致します。
本展では昨年の個展の際に発表した作品と同様のシリーズ『どこから来たか、どこへ行く』の新作を発表いたします。
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1987年、埼玉県に生まれた平川は、多摩美術大学を卒業、現在は東京藝術大学大学院修士課程に在籍しています。高校卒業時よりGEISAIに参加するなどし、予備校・学部在学中には多くの企画に参加または主催しています。主な活動に、山手線外回り車両で開催した「電車展」、原爆の図 丸木美術館で開催した個展があるほか、2011年は、Bambinart Galleryでの2つの個展「FOXのちから」と「豊かな絵画と、豊かな世界」、二人展「第2回、道徳展」(Art Center Ongoing)、個展「ANA MEETS ART」(羽田空港ANAラウンジ)を開催、また展覧会とバスツアーを敢行した「アートが山をのぼること」(日蓮宗大本山清澄寺・釈迦寺)を企画するなど多彩な活動をしています。

本展で発表されるシリーズのタイトルである『どこから来たか、どこへ行く』はポール・ゴーギャンの大作『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を連想されるでしょう。
本シリーズはポール・ゴーギャンやカスパー・ダーヴィット・フリードリヒなど過去の多くの巨匠たちがテーマにしてきた根源的な問いに対し、現代のアーティストとして未だ答えの出せない、もしくは答えの無い問いに生涯の中でいかに向き合うことが可能かという壮大なコンセプトを掲げています。
今回発表される作品の中には博物館や植物園,夜景など人が作り上げた風景を描いた作品、何かに怯えるもの達、超自然的なものなど人と自然の歴史を多角的にとらえた作品が展示されます。
また本展の作品でも過去作品同様、神話や物語などの引用を多彩に取り入れ物語と現実の世界を繋ごうと試みています。
それは丁度、ミヒャエル・エンデが『The Neverending Story』の中でファンタジーエンと現実世界をつなぎ。決してファンタジーの世界に読者を取り残さないように努力したようです。
平川が語る物語と現実の間とは、映画のオープニングまたはエンドロールのように物語と現実の間を緩やかに結びつけ新たなビジョンを生み出す事なのです。

どうぞご高覧くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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アートフェア東京2012 平川恒太展
   会期:3月30日(金)~4月1日(日)
   会場:東京国際フォーラム http://www.artfairtokyo.com/
   アートフェア東京に出展します。プレビューは、3月29日(木)に開催されます。
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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

2012-03-24 : 活動 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

hirakawa kota

Author:hirakawa kota
平川恒太 HIRAKAWA kota
生誕31周年目のアーティスト。東京芸術大学修士課程修了。主な展示、2018「森美術館15周年記念展カタストロフと美術のちから展」、2018 個展「悪のボルテージが上昇するか21世紀」,福 沢 一 郎 記 念 館、2018「1940ʼs フジタ・トリビュート」,東京藝術大学 陳列館、2016「 Identity XII – Memorandum on Sublime 」,nca,東京、「VOCA展2014」上野の森美術館,東京、「アートアワードトーキョー丸の内2013」 行幸地下ギャラリー,東京、2010年「The Neverending Story -Hirakawa Kota Solo Exhibition 」原爆の図 丸木美術館,埼玉
http://hirakawa-studio.sub.jp/

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