個展『豊かな絵画と、豊かな世界』を終えて。

まずこの展示の説明はギャラリーなどのHPに掲載されているのでここでは書かない。
展示の詳細は
http://www.bambinart.jp/exhibitions/20111014_exhibition.html
今回の展示は初めて自分の絵画制作を肯定的にとらえて展示できた展示だと僕は思っている。
僕は、絵画を見る事も、描く事も好きだが、自分がこの表現を本当に選んでいるかという葛藤がずっとあった。
それでも好きだから描く事はやめなかったが、表現者として本当にこの表現媒体が自分にあっているのか?
絵画の事を信じきれるのか?いつも考えていた。
そして他の表現もいくつか扱い始めた。
去年、その他の表現方法もある程度のクオリティーを持ち始め表現の幅が広がってからは絵画を選ぶという意識がどんどん強くなってきた気がする。
絵画と他の表現が追いかけっこを始めたのだ。これは僕にとってすごく嬉しい事であった。
絵画も他の表現も影響し合って、今なら表現の1つとして選択できる。
そして今回、「豊かな絵画と、豊かな世界」という展示名でもある様に『絵画』を本当の意味で肯定的にとらえ制作ができた展示だったと思っている。


この先、僕が扱う表現達は選ばれた表現としてたてるように僕も真摯に制作を続けたい。
あと。最後になりましたが個展にいらしてくださいました皆様本当にありがとうございました。
今後も頑張って制作を続けて行きます。
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