本が届いた!!
先日アマゾンから本が届きました。

今、今度の新作のためにオバマについて勉強しています。
アメリカのメディアとオバマが大統領に就任した関係性などを主に調べています。
アマゾン オバマ演説
マイケル・ムーアの新作「キャピタリズム マネーは踊る」のなかで
政治家に聞いても無駄。
国を動かしているのはウォール街だから
という場面があるのですが、現代において本当にメディアや企業の力が強くなっていっているように感じます。
もちろんナチス政権やその前の時代からメディアは政治に利用されていましたが、
今回調べているのは、
政治がメディアを利用する時代から
メディアによって政治が語られる時代。
そして、その背景には大企業などがあるということです。
こういったテーマの作品を現在制作中。
あと、楠見清さんが編集に関わった伝説的な本「アトムの時代」
アマゾン アトムの時代
これは本当にいい本でした。

この裏表紙から始まります。

この本は人類が核爆弾を手にするまでをまとめた本です。
いろいろなことを考えます。

批判を浴びるかもしれませんが、ついつい奇麗だなと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とても人間が作ったものとは思えない、神がかったものを持っています。
この本の最後にはこういった一文がついています。
この本に集められた写真には人物の姿はありません。
でも、広島・長崎のキノコ雲の下には市民の生活が、
核実験のキノコ雲の下には土地を奪われた住民の生活が、
あったことを忘れてはなりません。
この本に集められた写真の多くには撮影者の名前は記されていません。
20世紀の一瞬をフィルムに記録するために動員され、
放射能をあびた無名のカメラマンたちはのちに死亡したかもしれません。
核によって失われたすべての生命、すべてのものに。
そして、わたしたちの20世紀のあらゆるものに、
本書を捧げます。
ぼくは、この最後の一文が大好きです。
この本は、人類の宝の一つです。ぜひお読みください。

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